我が家には公立小学校に通う小3と小1の子供がいます。
GIGAスクール構想とやらで、全国の小中高生にタブレット端末の配布が進められているようですね。
うちの子たちが通う小学校では全学年に1人1台iPadが配布されています。
今回はそのことについて書いていきたいと思います。
Contents
配布されたiPadについて(付属品など)
・キーボード付き
・かなりゴツいケース
・タッチペン付き(失くした場合は各家庭で購入)
我が子たちに貸与されているiPadには、キーボード付きのかなりゴツいケースがついています。
落としても壊れにくくなっているんでしょうね。
その分かなり重いです。
我が家は学校から近い方なのでまだいいですが、遠い子はこの重いiPadをただでさえ重いランドセルに入れて登下校するのはかなり大変なんじゃないかと思います。可哀想。
1年生とか泣いちゃうんじゃないかレベル。
iPadを持ち帰る頻度
これは同じ区内でも学校によってルールが違うようですが、我が子たちが通っている学校では毎日iPadを家に持ち帰り、家で充電をし、また次の日に学校に持っていく、というルールになっています。
なので充電器は家に置きっ放しです。
・PC3台(元々家にあったもの1台、仕事用PC夫婦1台ずつ)
・タブレット4台(元々家にあったiPad、子供用Fire HDタブレット、学校から貸与されているiPad2台)
・携帯電話5台(夫私用iPhone、夫仕事用iPhone、私iPhone、キッズケータイ2台)
・Apple Watch2個。
これらのデバイスのほとんどが毎日充電必要なやつです。
我が家に限らずこのようなご家庭多いのではないかと思います。
使用のルール、閲覧制限など
学校から配布されたお便りによると、
・学習以外には使ってはいけません。
・履歴はすべて先生が見ることができます。
とのことらしいのですが、子供たちの話を聞いたり実際に使っている様子を見ていると、このあたりがかなり曖昧なんじゃないかと。
Googleでの検索やYouTubeなどはある程度自由に使えるっぽいんですよね。
「学習に関わることは検索していいし、学習に関わるYouTubeは見ていいと先生から言われている」
と息子は言ってるんですが、それってかなり微妙じゃないですか?
親が横にいてずっと監視でもしてない限り、子供が何を調べたり見たりしてるかなんてわからないですよね。
学習に関係のあることを調べていたとしても、サイトに如何わしい広告が出てきたり、YouTubeでは関連動画が出てくることによってどんどん違う方向に誘導されてしまったり。
そしてクラスによって先生の言っていることが違うらしく、「別にYouTubeとかも自由に見ていいよ」なんて言ってる先生もいるとのこと。なんだそれって感じ。
一方で、生徒の利用履歴をチェックし、学習に関係ないYouTubeを見ていた生徒のiPadを取り上げた先生もいるんだとか。
また、プログラミング系のソフト(アプリ?)がかなりたくさん使えるようで、これもまた私としてはかなりモヤモヤするのです。
だって、プログラミングがよくわからない私から見ると、ゲームにしか見えないんだもん。
あとうちの息子の場合はグーグルアースをよく見ていますね。いくら見ても飽きないみたい。
これはもう家庭内でしっかりルールを決めるしかなくなってくるわけです。
我が家でのiPad使用ルール
・充電場所はリビング。
・iPadを使う場合は基本的にリビングで使う。
・宿題以外での使用は何をするのかを親に申告したうえで時間を決めて。
iPadが配布されたばかりの頃は息子の部屋で充電をしていたのですが、部屋にあるといつまでもiPadばかり見てる、ということになりかねないので今は充電場所をリビングにし、基本的に置き場所はリビング、iPadを使用するときもリビングで、というルールにしています。
どこかのお子さんが夜な夜な布団の中でこっそりiPadを見ていた、なんていう話も聞いたのでそんなことにならないようにこのルールに決めました。
また、グーグルアースやプログラミングなど、あまり学習に関係ないことで使う場合は必ず時間を決めてやるようにというルールも決めました。
学校と家庭でどのように活用しているか
では、実際に学校内や学校と家庭との連携でどのように活用されているかというと、今のところ以下の通りです。
・授業内での使用
・宿題
・連絡帳
・お便りのデジタル化(今後)
・出欠連絡
・オンライン授業(今のところテスト使用のみ)
授業内での使用
授業内でどの程度どのような形で使用しているかは詳しくはしりませんが、一度オンラインでの学校公開で見た際には国語の授業でiPadを使用していました。
ただし、先生が話しているときもiPadを触っている子がちらほら見受けられましたね〜。
授業に集中させるには、使わないときは触らないとか閉じるとか先生からの声かけも必要なのかな、と思いました。
宿題
・音読を動画で撮って送信
・iPadのカメラで撮影(夏休みに持ち帰った植物の様子や社会科で使用するレシートの撮影など)
今のところ宿題でiPadを使用することはそんなに多くなく、この程度です。
連絡帳
連絡帳を書く代わりに、次の日の授業内容や持ち物について先生からiPadで情報が送られてくることがあるようです。
お便りのデジタル化(今後)
これは親としてはうれしいですね。
学校側にとっても無駄がなくなるのではないかと思います。
子供2人が同じお便りを2枚ずつもらってくるので本当に無駄だな、と今は思っています。
早くデジタル化してほしい。
出欠連絡
これもgood。
これまで学校をお休みする際は連絡帳に記入しきょうだいか近所のお友達に学校に届けてもらっていました。
今時こんなアナログなことをまだやっているのかと驚いたものです。
今はiPadから連絡すればOKになったので楽ですね。
オンライン授業(今のところテスト使用のみ)
一度試験的に全学年自宅からのオンライン授業を行いました。
それなりにスムーズに進んでいたようですが、各家庭のネット環境がかなり大事になってくるかと。
実際、オンライン授業中に回線が切れてしまったおうちもあるようでした。
こんなことに活用できたらいいな、という私の希望
①家庭調査票、健康調査票、身体計測等のデータ化
②学校行事や提出物などのカレンダーとの連携(締切日前に通知してくれるなど。)
①は前々から思っていたことですが、手書きの書類が多すぎますね。
しかも書類ごとに書かなければならない情報が重複していたりしても、手書きだとコピペもできないしとにかく面倒。
なんならマイナンバーに紐付けるなどして中学や高校にもデータを全て移行していってもらいたいです。
これまでは各家庭のPC環境などにより難しかったのかもしれませんが、1人1台iPad持ってるならなんとかなるのでは?と素人の私は思ってしまうのですがそんな簡単な問題じゃないんですかね。
学校的にも紙よりデータで管理したほうが何かと都合がいいんじゃないかと思います。
早くデータ化進んでほしい。
②について、今は毎日の予定や持ち物がお便りだったり連絡帳の記載だったりで管理されていますが、これをカレンダー機能と連携できたら便利なのにな、ということです。
例えば書類の締め切りや明日の持ち物などもカレンダー機能から通知してくれたら子供も気がつきやすいし忘れ物防止につながるのではないかと。
年間行事予定も全てカレンダーに入っていて、簡単に親のカレンダーと同期できたらめちゃくちゃ便利なのにな、と思います。
まとめ
まだ運用されて間もないということもあり、良い点悪い点それぞれありますね。
せっかく1人1台配布されているのだから、学校にとっても子供達にとっても親にとっても便利で意味のある使い方ができるようになっていくといいな、と思っています。
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